ITパスポートの試験対策
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勉強時間は?
試験合格までに必要な勉強時間の目安
ITパスポートの難易度はそこまで高くありませんが、試験に備えてしっかり勉強することが大切です。
合格するのに必要な勉強時間の目安としては、100~150時間程度が平均的と言われています。
IT系従事者や、情報・理工系出身者の場合は100時間程度を目途に勉強してみましょう。毎日1時間~1時間半の勉強を3か月間おこなえば、おおよそ100時間の勉強ができます。
もしIT系未経験者や文系出身者で「ITが苦手」「合格できるか不安」という人は、少し多めに150時間程度勉強してみてください。
毎日1時間半~2時間の勉強を3か月間継続すれば、約150時間の学習が可能です。
試験対策スケジュールを立てる際は、なるべく余裕をもって時間を確保しておきましょう。働きながら勉強したり家事の合間に勉強する人は、さらに時間がかかるといえます。
学習計画と勉強方法
学習前の準備
学習を開始するにあたっては、出題範囲、出題数を理解して、実際に試験問題を見ながら、どれくらいの学習をする必要があるかをまず自覚することが大切です。
その上で、本試験日までにかけられる学習期間と1日の学習時間を考えて、学習計画を立てる必要があります。
学習計画の立て方
初めて受験される方
まず試験対策として知識を増やしていくことを優先させることをお勧めします。ひととおり試験範囲の学習が終わったら、過去問題演習を行い、学習した知識が活用できるか確かめてください。過去問題の演習をしながら、知識の復習を並行して行うのがポイントです。
受験したことがある方
自分の苦手分野がどこか、知らない知識がどれくらいあるかを過去問題や模擬試験で確認してください。そのうえで学習する必要がある内容を絞って学習計画を立ててください。
本番までの学習計画
学習期間4か月の例
1か月~1.5か月 | 知識習得の試験対策 ※通信教育のインプット学習、試験対策の書籍がオススメ |
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1.5か月~3か月 | 問題演習の試験対策 ※通信教育のアウトプット学習、問題演習がオススメ |
3か月~4か月 | 模擬試験を受験 ※自身の実力をチェック |
効果的な試験対策のポイント
ポイントは大きく3つ
テキスト・問題集で勉強する
まずは専用テキストや問題集で、知識をインプットしましょう。
テキストを読んでいると、聞き慣れないIT用語が出てくる可能性があります。しかし、すべてを一気に理解する必要はありません。
まずは大まかな理解で良いので、繰り返し勉強することが大切です。
アイテックのITパスポート専用テキストは、過去試験の傾向から問題や重要ポイントを絞っています。 そのため、やみくもに出題範囲を勉強するよりも効率的に学ぶことが可能です。
通信教育で効率的に学ぶ
通信教育でITパスポートの試験対策をするのもおすすめです。通信教育は各社で特色が異なります。
中でもおすすめは、アイテックの「ITパスポートスタンダードコース」です。
アイテックの通信教育では、専用テキスト2冊とWeb版演習問題が付いてきます。
どのテキストを使うか自分で調べて買いに行かなくて良いため、テキスト選びに時間をかける必要がありません。
Web版演習問題は動画で学習でき、複雑な部分も飲み込みやすくなります。
理解力を確かめられる小テストや総まとめテストも受けられるため、しっかりとITパスポート試験に備えられます。
過去問・模擬試験を解く
テキストで知識をインプットしつつ、過去問や模擬試験にも定期的にチャレンジしましょう。
過去問や模擬試験は、インプットした知識を頭の中で整理し、アウトプットするのに役立ちます。
本番の試験と近い演習問題を解くことで、出題される問題の傾向や、分野ごとの出題範囲が分かりやすくなります。
ITパスポートは2009年に始まった試験のため、まだ過去問の数が多くありません。そのため、過去問だけではなく予想問題集や模擬試験を解くことも大切です。
アイテックではWeb版の模擬試験を用意しているため、本番さながらの雰囲気で取り組めます。
試験当日の心得
- 試験日当日は頭をフル回転させます。前日の夜ふかしは禁物です。早めに就寝し、よく眠るようにしましょう。冴えない頭では学習した成果が出ません(遊びは、試験が終わってからの楽しみに)。
- 当日の天候や会場の環境によって、暑さ寒さが分かれます。上着を脱げるようにして暑さ対策できる服装で受験するとよいでしょう。
午後の試験は落ち着いて
午後の試験では過去問と同じ問題は出題されません。受験者はみな初めて見る問題です。焦る必要はありません。
三つの“あ”(あわてず・あせらず・あきらめず)の気持ちで、落ち着いて解答するよう自分に言い聞かせてください。